スカベンジャーハントの歴史を知ろう!

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国際交流イベントやパーティーゲームとして人気の【スカベンジャーハント】。日本では街歩き謎解きゲームとして有名ですね!

いつ、誰が、どこで始めたのか、その歴史や背景をご紹介します!

スカベンジャーハントの歴史

スカベンジャーハントとは?

「がらくた集め」という意味のスカベンジャーハントは、欧米では誰もが知っているとてもポピュラーなレクリエーションです。参加者は主催者からリストを与えられ、指定されたアイテムをできる限り多く集めて、時間や得点を競い合います。イースターに行われるエッグハントもスカベンジャーハントの1つ。

スカベンジャーハントの起源

日本でも近年人気が高まってきているスカベンジャーハント。

ゲーム研究家のマーカス・モントラ氏によると、スカベンジャーハントの歴史は古く、もともとは古代の伝承遊びから発展したものだそうです。

今の形のスカベンジャーハントが一般に広く普及したのは、アメリカ人のゴシップコラムニストのElsa Maxwell(エルサ・マクスウェル)が、1930年代初頭に、ニューヨークでセレブやエリートを集めて行った数々のパーティーにて、このアクティビティを取り入れ、世の中に広めたことからと言われています。

当時彼女が作成したアイテムリストの中には、「フランスのシャンソン歌手のMistinguett(ミスタンゲット)の靴」「ブローニュの森の黒鳥」「フランスの船乗りの帽子の房飾り」等々、奇抜な発想でとてもユニークなものが多く、世間の話題となりました。プレイヤーに靴を取られてしまった気の毒なミスタンゲットは、パリのカジノのステージに裸足で出演せねばならず、黒鳥を捕まえるために奮闘したプレイヤーのうちの2人は病院送りになり、また船乗りの帽子の房飾りを手に入れようとしたプレイヤーは、フランス海軍から窃盗の容疑をかけられるなど、数々の物議を醸し出しました。

今では、子供や若者などの間でカジュアルに遊ばれているアクティビティが、実はもともとハイソサエティのパーティーでのお遊びだったなんて、意外ですね!

Elsa Maxwell 

エルサ・マクスウェル(1883年5月24日 – 1963年11月1日)は、アメリカのゴシップコラムニスト、作家、ソングライター、脚本家、ラジオのパーソナリティ。

元々貧しい家の出身だった彼女でしたが、ショー社会での才能を磨き、20歳を過ぎてからは精力的に重要な人々と出会うようになりました。アメリカやヨーロッパのソワレに出演し、社交界の階段を上っていった彼女。第一次世界大戦が終わる頃には、ヨーロッパ中の王族や上流階級のパーティーに参加するようになりました。また彼女自身も当時の王族やハイソサエティを対象に、頻繁に豪華なパーティーを主催していましたが、彼女の有名なパーティーは、そうそうたるゲストの顔ぶれだけでなく、彼らを楽しませるためにマクスウェルが考案した目新しいパーティーゲームにも注目が集められていました。50歳を過ぎてニューヨークに戻ったマクスウェルですが、恐慌の影響でハリウッドに移り住み、その後も女優業、ラジオパーソナリティ、作家として精力的に活動を続けました。

世界的に有名な、シカゴ大学のスカベンジャーハント

Chicago University

世界中では、何千ものスカベンジャーハントのイベントが開催されてますが、1987年以来毎年5月に開催されているシカゴ大学のスカベンジャーハントは、歴史上最も長く続いているスカベンジャーハントの一つとして有名です。

大学の各寮を代表するチームが、リストに載っているアイテムをできるだけ多く集めようと、4日間にもわたって競い合います。

300項目近くあるリストの中には、実現不可能に思える難題も数多くあります。例えば、生きたライオン、トラ、クマをキャンパス内の一箇所に集める事を指示されたり、参加者が割礼を受けるための同意書にサインすることだったり、シカゴ市長との面会を取り付けるなど、ありとあらゆる種類のタスクがチームに課されます。

ギネス認定!世界最大、カナダのスカベンジャーハント

世界最大のスカベンジャーハントとしてギネスに登録されたのは、2017年9月10日にカナダ・オンタリオ州オタワで「ESCAPE MANOR INC.」により開催されたイベントでした。このイベントはカナダ建国150周年を記念して行われ、2,732人が参加しました。

オタワの街を舞台に仕掛けられた150の課題。参加者たちは手がかりをもとに対象物の場所を見つけ、カナダの歴史や出来事に関連するパズルやトリビア問題を解き、そしてその写真を撮ってソーシャルメディアへ投稿する事が求められました。

このイベントの間に、なんと合計31,000枚以上の画像がハッシュタグ#find150とともにInstagramに投稿されました。

世界中の人々を魅了するトレジャーハンティング

スカベンジャーハントと似たものに【トレジャーハンティング(宝探し)】があります。ルールはよく似てますが、スカベンジャーが「がらくた」なのに対して、トレジャーハンティングは、巧妙に隠された『たからもの』を探します。ヒントや指示を元に宝の場所を割り出し、手に入れる事が最終目的です。

2020年に発見された「フェンの埋蔵金」

多くのトレジャーハンター達を魅了してきた「フェンの埋蔵金」。 

2020年6月、遂に財宝の入った宝箱が1人の男性によって発見されたというニュースが流れたのも記憶に新しいと思います。

フェンの埋蔵金とは

2010年、大富豪の古美術商、フォレスト・フェン氏は、アメリカのロッキー山脈のどこかに、金塊やダイヤモンド・ルビー・エメラルドなどの宝飾品が詰まった、少なくとも100万ドル(一部では3億円以上とも言われている)の価値がある宝箱を隠し、同年に出版した自伝「The Thrill of the Chase」の中で宝箱を隠したことを公表し、謎を解く手がかりとなる24行の詩と地図を公開しました。

フェンの想いとは?

フェン氏がこのプロジェクトを仕掛けた理由、それは、暗いニュースが多い中で「隠された財宝」の存在が人々に希望を与え、宝探しをきっかけにロッキー山脈の自然の中でキャンプやハイキングを楽しむ人が増えることを望んだからでした。

しかし、この宝を求め世界中から宝探しに訪れた人は35万人にも上り、多くの人が仕事を辞めて宝探しに没頭し、そのうち少なくとも5人が捜索中の事故で死亡しました。

多くの人が捜索していたにもかかわらず10年近く発見されてませんでしたが、2020年6月6日、ミシガン州在住で32歳の元ジャーナリストの医学生、ジャック・スチューフ氏によって宝箱が遂に発見されました。

発見当時は安全面から本人の希望で匿名とされていましたが、宝の発見を見届けたフェン氏が2020年9月に享年90歳で亡くなったのをきっかけに、その2週間後、匿名のブログサイトに「A Remembrance of Forrest Fenn 」と題された記事が投稿されました。(https://thefinder.medium.com/a-remembrance-of-forrest-fenn-1be2a8646ff2

多くのハンターは、この投稿が真の発見者によって書かれたものだとは信じられず、詐欺ではないかと疑う者もいました。

そのような中、匿名の発見者に対し数々の訴訟が起こされ、スチューフ氏は実名を出さざるを得ない状況に陥りました。

しかし、宝箱の発見場所は、未だ明らかにされてません。

もし場所が公開されれば、フェン信者の巡礼地になってしまうのではないかと危惧しているからです。真実の全貌を知りたいというハンター達の気持ちは強く理解できると言いますが、その静かな場所に人々が殺到することにより、荒らされてしまうのを恐れています。「観光地になるには適切な場所ではありません。フォレストにとっては大きな意味があり、破壊されるのを見たくない」と彼は言います。

スチューフ氏によると、宝箱の場所を発見した解決策は、パズルを解く技術よりも、フェン氏の感情を理解し、詩そのものを精査することがはるかに役立ったといいます。フェン氏はアナグラムやGPS

座標や高度なコードを使う事には興味がなかったのです。彼は冒険、遺産、歴史、物語に興味を持っていたのだと語ります。

フェン氏は「最終的には隠した宝物を博物館などで展示したい」という夢を抱いていたとスチューフ氏は証言しています。今のところ宝は安全な場所の金庫で保管され、彼の遺志を継いで夢を実現できるバイヤーが現れるまで、公開はしないと述べています。

チームビルディングとしても人気沸騰【街歩き謎解き】

スカベンジャーハントとトレジャーハンティングの両要素を取り入れたのが、日本でも人気の「街歩き謎解き」です。暗号を解きながら、街中に散らばるオブジェクトを探索し、発見したアイテム使って次々と手がかりを追う事により、更なるミッションへ挑戦して最終ゴールを目指すのがルールです。

なぞばこでも、浅草や日本橋で「なぞたび」というイベントを開催しています。

個人で競い合うこともできますが、チームを組んで仲間と協力しながら取り組むこともできます。

チームでミッションをクリアしていくゲームの為、大学など学生の間でポピュラーなアクティビティであるとともに、会社のチームビルディングとしても人気を博しています。インドアでもアウトドアでも実施可能で、問題解決能力と運動能力、チームワークの向上を図れる研修として、街歩き謎解きイベントを選ぶ企業が増えてきています。

インバイトジャパン街歩き謎解きチームビルディングは、スカベンジャーハントの要素を元に、企業用に設計された特別なプログラムで、問題や答えとなるキーワードに企業独自の理念やメッセージを取り入れることも可能です。

また、インバイトジャパンならではの特徴として、進行やパズルは英語と日本語表記のバイリンガル仕様のため、インターナショナルチームでの活発なコミュニケーションが期待でき、地理的にも文化的にも深く理解できる国際交流プログラムとなっています。

人は新しい何かに挑戦し、目標達成に向けて努力することで、成長していくものです。その過程で得た経験や知識、集中力は後に自分にとっての大きな財産となります。

さあ、謎解きで心も体もリフレッシュしながら、楽しく脳を活性化させましょう!   

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